ファンティアを使って、自分の創作活動に対する支援を受けたり、他の創作者を応援したりするのは、とても素敵なことですよね。
でも、2024年12月からは少し新しい手続きが加わりました。
それは、「eKYCを使って身分証明書を提出してください」という新しいメッセージが表示されるようになったんです。
この変更に少し戸惑う方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。
こちらで、その理由と提出方法についてわかりやすく説明いたしますね。
ファンティアで始まった本人確認書類の提出について
生活eKYCを用いた身分証明書の提出について
ファンティアでは、法的な規則を守り、さらに安全を確保するために、全てのクリエイターさんにeKYCを通じて身分証明書の提出をお願いしています。
2025年2月までには、みなさんにこの手続きを完了していただくことになりますね。
これまでは、一部の創作分野の方々に限り、身分証明書の提出を求めていませんでした。
ですから、多くの一般向けの作品や小説、漫画を作る方々は、この要件からは外れていたんです。
でも、最近の方針変更で、これからは創作のジャンルや内容にかかわらず、すべてのクリエイターさんに身分証の提出をお願いすることになりました。
新しくアカウントを作る方々、そして既存のアカウントで何か確認が必要と運営が判断した場合の方々が、この新規則の対象となります。
特に新規でアカウントを作る方は、身分証の提出が必要です。
すでにアカウントをお持ちの方々については、必要に応じて運営から提出依頼のメールが届くかもしれません。
ただし、メールが届かなければ、今のところ特に何もする必要はないとされています。
公式の情報が少し分かりにくい部分もあるので、最新情報を定期的に確認するようにしましょうね。
身分証の提出が行われなかった場合の対応について
ファンティアにアカウントを新しく開設された方、または既にお持ちのアカウントで運営から身分証の提出を求められた方が、2025年2月13日までに提出を完了しない場合、アカウントの一部機能の使用が制限されることがありますし、場合によってはアカウントが閉鎖されたり、凍結されることもあります。
ただ、このような措置がすぐに行われるわけではありません。
しかし、期限を過ぎても身分証が提出されていない状態でサービスを利用され続けると、最終的にはアカウントが削除される可能性があるため、ご注意くださいね。
身分証の提出方法について
身分証の提出は、紙の原本やコピーを郵送するのではなく、「eKYC」というオンラインでの本人認証システムを利用して行います。
このシステムでは、身分証の写真をアップロードして提出する形になります。
ファンティアからの案内に沿って提出ページに進み、画面に表示される指示に従って必要な情報を入力することで、提出手続きが完了します。
その後、審査が行われ、問題がなければ承認されます。
eKYCは多くの場所で採用されている信頼性の高いシステムですので、安心してお使いいただけます。
ただし、ファンティア以外でeKYCを使用する際は、そのサイトが信用できるかどうかをしっかりと確認することが重要です。
もし何か不安がある場合は、他のサービスへの移行を検討する選択肢もありますよ。
一般向け作品や小説を投稿する際も身分証の提出は必要？
ファンティアでは、かつては一般向けの漫画や小説を投稿しているクリエイターに身分証の提出を求めていませんでした。
しかし、最新の方針により「全クリエイター」が対象となり、一般向け作品を扱っている方々も例外ではなくなりました。
これには、有料コンテンツを提供していない方々も含まれ、身分証の提出が必須となります。
この規定を守らない場合は、アカウントが凍結されるなど、割と厳しい措置がとられることがあります。
安全性の面では問題はないので、提出自体は安心して行えます。
ただし、セキュリティに対する不安や、「身分証を提出してまで利用する価値がない」と感じる場合は、サービスの利用をやめるのも一つの選択です。
対応方法はどうすればいい？
ファンティアの新方針に対応する方法は以下のようになります。
身分証を提出する
ご自身のアカウントが対象の場合、トップページにあるお知らせから簡単に身分証をオンラインで提出することができます。
どんなジャンルの作品を扱っていても、身分証の提出を済ませればサービスを継続して利用できます。
提出可能な身分証には運転免許証やマイナンバーカードなどがあります。
他サービスを検討する
ファンティアの規制が厳しすぎると感じる場合は、Ci-enやFANBOXのような他の創作支援サービスへの移行も考えられます。
これらのプラットフォームでは現在、全クリエイターに身分証の提出を求めているわけではありません。
サービスの利用をやめる
身分証の提出に抵抗がある、またはそれを条件にサービスを利用する意欲がない場合、利用を停止することも選択肢の一つです。
どの対応が自分にとって最適かを考えてみてくださいね。
利用者減少の可能性とその背景
サイト運営が全クリエイターに身分証の提出を求めるようになった現在の方針は、利用者数の減少を引き起こすかもしれません。
特定のジャンルや特別なケースでのみ身分証の提出を求めるのは理解できますが、一般向けの作品や小説、漫画を創作するクリエイターまで対象にすると、サービスの手軽さが失われます。
これが、法令遵守という理由だけでは説得力が薄れ、利用者が減少する可能性があると考えられます。
今後、運営がどのように規制を設け、利用者のニーズをどれだけ考慮するかが鍵となります。
利用者が減少するとサービスの存続自体が難しくなるため、バランスの取れた対応が必要です。
まとめ
突然の方針変更に戸惑っている創作者の方々も多いことでしょう。
しかし、運営が決めた方針には従うしかない状況です。
運営会社は信頼できるとされており、身分証の提出によるリスクは比較的低いとされています。
完全な安全は保証されませんが、過度に心配する必要は少ないです。
それでも、「なぜ小説を書くだけで身分証が必要なのか」と不安を感じる場合は、他のサービスへの移行を検討しても良いかもしれません。
