大型ダンボールは、「引越しの梱包」「収納ボックス」「手作りの工作」「学校のイベント用品の準備」など、多用途にわたって使われます。
特に、自力で引越しをする場合には、大型ダンボールがとても便利です。
費用を抑えて、業者に頼らずにすべて自分で行う人が多いですね。
さて、そんな大型ダンボールは一体どこで手に入るのでしょうか。
引越し業者を使えば無料で手に入ることもありますが、自分で探す必要がある場合もあります。
本記事で、大型ダンボールを無料で入手する方法を紹介します。
引越しに役立つ選び方や受け取り時の注意点も詳しく説明しているので、
引越しを控えている方はぜひ参考にしてください。
無料で手に入る大型ダンボールの入手先、7つの場所をお教えします!
大型ダンボールをどこで手に入れることができるか、お探しですか?
以下に、主な入手場所を7箇所ご紹介しますね。
入手場所 | 方法 | サイズ | 状態 |
---|---|---|---|
スーパーマーケット | 持ち帰り専用コーナー利用 | △ | △ |
コンビニエンスストア | 店員に尋ねる | △ | ○ |
ドラッグストア | 店員に尋ねる | ◎ | ◎ |
家電量販店 | 店員に尋ねる | ◎ | ◎ |
ホームセンター | 店員に尋ねる | ◎ | ◎ |
カー用品店 | 店員に尋ねる | ◎ | ○ |
ディスカウントストア | 店員に尋ねる | ◎ | ◎ |
それでは、各場所の詳細をもう少し掘り下げてご紹介しますね。
スーパー、コンビニ、ドラッグストア
- スーパーマーケットでは、毎日大量のダンボールが使われています。自由に持ち帰れるコーナーが設置されている店もありますし、大手チェーンなら大型のダンボールも見つかりやすいですが、生鮮品を入れていた箱は少し汚れていることもあるので、気をつけて選んでくださいね。
- コンビニエンスストアでは、定期的に商品を入れ替える際に使用されたダンボールがあるので、店員さんに優しく尋ねれば、簡単に数枚をもらうことが出来るかもしれませんよ。
- ドラッグストアでは、重い商品が多く取り扱われているため、大型で頑丈なダンボールが比較的に手に入りやすく、清潔で使いやすいのが魅力です。
家電量販店やホームセンター、カー用品店
- 家電量販店では、冷蔵庫や洗濯機といった大型家電がダンボールで梱包されています。これらは大きく特殊な形のものが多いので、再利用にぴったりです。時には、梱包材ももらえることがあるので、ぜひ交渉してみてください。
- ホームセンターでは、様々なサイズや種類のダンボールが見つかります。商品の仕入れが多いため、耐久性に優れた清潔なダンボールが多く保管されています。
- カー用品店では、タイヤやホイールなど大きくて重い商品が仕入れられるため、非常に頑丈なダンボールが手に入ります。衛生面でも安心して使用できます。
ディスカウントストア
- ディスカウントストアでは、家電から日用品、食料品まで幅広い商品が取り扱われており、大型の商品を扱っている店舗では、大型ダンボールが保管されていることがありますよ。
大型ダンボールを無料で手に入れることは、多くの場合可能です。
ぜひこれらの場所をうまく利用してみてください。
大型ダンボールを無料で手に入れる際の4つのポイント
大型ダンボールを無料で手に入れる機会は、お店の親切なサービスから生まれるものです。
ですので、お願いする際には、丁寧な言葉遣いで心を込めて頼むことが大切ですね。
「どうせ捨てるものですし、いただけないでしょうか」と無下に言うのではなく、感謝の気持ちを忘れずに。
ここで、大型ダンボールをお願いする際の注意点を4つ、優しく解説します。
お店の閑静な時間帯を選ぼう
ダンボールを頼むときは、店員さんが手が空いている時間を見計らって訪れると良いでしょう。
開店すぐや閉店間際、ランチタイムや夕方の忙しい時間は避けて、平日の10時から11時や13時から17時の間に行くとスムーズです。
週末や祝日はお店が混み合うので、平日を狙うのがおすすめです。
在庫の確認は事前に電話で
お店には日々さまざまな商品が入荷されるため、ダンボールも豊富にあることが多いですが、中には譲渡できない場合もあります。
無駄足を避けるためにも、事前に電話でダンボールの在庫状況を確認し、必要なサイズや枚数を伝えておくと手配がスムーズに進みます。
一度に受け取るダンボールの枚数は少なめに
引越しなどでダンボールが必要な場合、通常は10~15枚が目安とされています。
しかし、1店舗から多くのダンボールを一度にもらうのは控えめにし、2~3枚を目安にしてください。
多くの枚数を求めると店側に負担をかけてしまうため、複数の店舗に分けてお願いするか、あらかじめ枚数について相談しておくとよいでしょう。
新しいダンボールを選ぶのがベスト
使用済みのダンボールは、時間が経つにつれて強度が落ちていくものです。
特に底部が弱くなっていたり、湿気で脆くなっているものは避けた方が安全です。
生鮮食品を扱うお店や屋外に保管されているダンボールは強度が弱っている可能性もあるため、汚れやにおいなどをしっかりチェックして、できるだけ状態の良いダンボールを選ぶようにしましょう。
引越しに最適な大型ダンボールの選び方について
引越し時に使用するダンボールを選ぶ際は、きれいでしっかりとした丈夫なものを選ぶことがとても重要です。
特に、「Aフルート」と呼ばれる厚みのあるタイプがおすすめですよ。
このタイプは、100サイズ以上のものが特に便利です。
ダンボールのサイズごとの活用方法
ダンボールのサイズによって、その最適な用途が異なります。
例えば、大きいサイズのダンボールは軽い荷物に、小さいサイズのダンボールは重い荷物に適しています。
よく使用されるサイズは次のとおりです。
- 100サイズ (S): 370 × 260 × 270 mm — 重い物向け(例:書籍や食器)
- 120サイズ (M): 450 × 330 × 370 mm — 軽い物向け(例:衣類)
- 140サイズ (L): 520 × 370 × 470 mm — 軽い物向け(例:衣類)
たくさんの衣類を梱包する場合には、Lサイズがぴったりです。
荷物が崩れるのを防ぐためにも、可能な限り同じサイズのダンボールを使用することが大切です。
ダンボールの強度が重要な理由
引越しでは、ダンボールを積み重ねることが多いため、その強度が非常に重要になります。
Aフルートのダンボールは約5mmの厚みがあり、衝撃吸収性に優れていて、荷物をしっかりと保護できます。
見た目だけではダンボールの厚みや強度がわかりにくいこともありますが、引越しに適したAフルートタイプを選べば、安心して使えます。
薄くて弱いダンボールを使うと、軽いアイテムを入れたとしても予想以上に重くなりがちですので、しっかりとしたものを選ぶことが大切です。
まとめ
大型ダンボールを手に入れる方法は多くありますが、希望のサイズや形が必ずしも手に入るとは限りません。
事前にしっかりと確認しておくことが大事です。
引越し用ダンボールは、100サイズ以上でAフルートのものを選び、同じサイズを揃えることで、荷崩れを防ぎましょう。
自分でダンボールを調達することで、引越し費用を節約することもできるので、ぜひ試してみてくださいね。