「鶏のエンガワ」という言葉を、焼き鳥屋さんで聞いたことはありますか?
この言葉が示すのは、一体どの部位のことでしょう?
実は鶏肉にも、他の食材と同じように、あまり知られていない珍しい部位がいくつか存在します。
この記事では、特にマイナーな「エンガワ」の部位に焦点を当ててみましょう。
通常、「エンガワ」という言葉は、回転寿司や焼肉、魚の部位としてのカレイなどで耳にしますが、牛では腹部近くの筋肉のことを指します。
では、鶏肉における「エンガワ」とはどの部分を指すのでしょうか?
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焼き鳥の「えんがわ」とはどこから来る部分?
焼き鳥のメニューで見かける「えんがわ」という部位について、その起源や栄養価などを詳しく解説します。
えんがわの特徴
焼き鳥に使用される「えんがわ」は鶏の砂肝の外側の部分です。
この部位は元々砂肝を処理する際に取り除かれていましたが、その希少性から最近では珍重され、多くのメニューに登場しています。
えんがわを一串分確保するには、4〜6羽の鶏が必要となるほど希少な部位です。
砂肝とは
砂肝は鶏の消化器官の一部であり、鶏が食べ物を細かく砕くために使用する「砂嚢」という器官の一部です。
鶏は歯がないため、この部位が非常に重要です。
えんがわはこの砂嚢の外側に位置しており、その独特の食感が特徴です。
カロリーと栄養
「えんがわ」のカロリーについては正確なデータはありませんが、砂肝と近い部位であることから、低カロリーであると考えられます。
例えば、砂肝は100gあたり約94kcalで、他の焼き鳥の部位に比べてもカロリーが低めです。
脂質の含有量
直接的なデータはないものの、「えんがわ」の脂質量も砂肝と同様に低いと推測されます。
砂肝の脂質は100gあたり約1.44gで、これは非常に低脂肪な部位です。
味の特徴
「えんがわ」は砂肝の外側に位置しているため、コリコリとした独特の食感が楽しめます。
この部位の味は比較的マイルドで、シンプルな旨味が特徴です。
焼き鳥として楽しむ際には、塩でシンプルに味付けし、七味唐辛子を加えるとさらに味わいが深まります。
焼き鳥で見つける珍しい部位
焼き鳥には多くの部位が使用されますが、今回はあまり一般的でない、特別な部位を紹介します。
焼き鳥愛好家なら既にご存じかもしれませんが、初めての方にも興味深い情報が満載です。
ぼんじり
まずは「ぼんじり」、これは鶏の尾の部分の肉で、牛のテールに相当します。
鶏一羽からわずかしか取れないため、非常に貴重な部位とされています。
豊富な脂肪と濃厚な味わいが特徴で、食感も非常に良いです。
きんかん
次に「きんかん」です。
これは鶏の卵巣から取れる未成熟の卵黄で、そのまるい形が特徴的です。
焼き鳥での呼び名は「ちょうちん」といい、「ヒモ」と一緒に串に刺されます。
かしら
「かしら」は一般的には鶏の頭部の肉を指しますが、焼き鳥では豚の頭部の肉が使用されることもあります。
この部位は豚の内臓肉に近く、赤身で淡白な味わいが魅力です。
食感もしっかりとしています。
げんこつ
ラストに紹介するのは「げんこつ」という部位になります。
こちらは鶏の膝部分の軟骨で、コリコリとした食感が魅力的です。
味は淡白で、他の肉とは一線を画す独特の風味があります。
焼き鳥で人気の「えんがわ」部位について
焼き鳥のメニューでよく見かける「えんがわ」部位に焦点を当てて、その特徴と魅力をご紹介してきました。
「えんがわ」は砂肝の外側に位置しており、特有のコリコリした食感と深い旨味が特徴です。
この部位は低カロリーで低脂質、かつ高タンパク質を含むため、健康を意識する方やボディメイクに励む方に特におすすめです。
次に焼き鳥をお楽しみの際は、「えんがわ」をお試しになることをお勧めします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!